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昨日偶然、四半世紀と少々前にサラリーマンになって入社式なんぞあったホールと、そこから程近い勤務先本社の前を通りました。
確実に10年以上振り。

随分と再開発で変わったなあなどときょろきょろしながら歩いていたせいでもないだろうが、その辺りの路地を疾走してきたオートバイに、すんでのところで引っ掛けられそうになった。
思わず「わおーっ」と声を上げてしまったが、感覚的には数十センチのところで難を免れた。
そんなところで交通事故なんて想像しただけでも・・・

今では考えられない話だが、若い頃その職にあったとき、キャンペーンの企画だかプレゼンの準備だか、タコ部屋みたいなところでうんうん唸りながら、効率の悪い協働作業を夜中までやっていた時代。
タコ部屋の頭領のCDという人が、「働きすぎて死んだやつはいない」とのたもうてダメ出ししては、若者達を蟹工船のような(?)部屋へ閉じ込めていったのだ。
それが日常。
そのダメ出しにまたマゾヒスティックに応える若頭みたいなのが必ずいて、本当にあれはSM劇みたいなお約束であったのでした。

わたしゃ当時から、なんかこれ変じゃないのってどこかSMに馴染めなかったあの違和感は今も思い出します。
働きすぎて死んだやついない・・・なんて、当時はサドの決めゼリフで済んだかもしれないけれど、今では即刻大問題ですよ。
どうにも飲み込めなかったものなあ。
最後、どこかで合わなかったんだろうなあ、オレ。

数日前のニュースで、新入社員から程なく過労で亡くなられた男性の父親が報じられているのを見ました。
過労死を認められたというニュースでしたが、その無念さや悲しみは埋められるはずもありません。
胸が痛みました。

ハード・デイズ・ナイトでは、くたくたになるまで犬のように働かされても、家帰って彼女の顔があれば結果オーライよという、ある種とても幸せな話である。

あの時代、タコ部屋ワークの面々は一体どうだったんだろうか。
もうよく覚えていないのだ。