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子供の漢字のドリルに「米穀通帳」と書かせる問題を見つけた。
当然ながら息子は・・・書けない。
「ベイコクツウチョウって何だよ、それ?」
尋ねられても答えに窮する妻。
「何よ?ベイコクツウチョウ??」

むむ、なんか昔々えらく小さい頃、家の勝手口のドアのそばに引っ掛けられていたな。
米屋が配達に来ていたんだっけ?その時に、その通帳渡すんじゃなかったかな?

「ハア?、渡してどうするのよ?」
「ポイントでも貯めるのかあ?」
矢継ぎ早に尋ねてくる妻と子供。

わからん。
米が米屋の配達ではなく、スーパーで買ってくるようになり有名無実の通帳となっていつの間にか家から姿を消したような気がする。

「食管制度とか米の専売制度なんかと関連したものでR。」
「コメ流通の変化で消滅したものでR。」

この2点しか即座に説明できない私。

改めて、今のところこちらの説明も何とも心もとない。

昨今論点となっている「減反政策」共々、日本の農政、米を巡る歴史を勉強してみないといかんな。

勝手口のベイコクツウチョウの記憶を遡ると多分東京オリンピックくらいかしら。
つながりで蘇る記憶ってわけでもないけれど、その頃にはまだ「傷痍軍人」を街で見かけたことを思い出した。

今や何の痕跡もないけれど、吉祥寺の繁華街にその場所を特定できますよ。
「ショウイグンジン」ね。
気の毒なんだけど、太平洋戦争で手や足を失った元兵士が軍服と帽子姿でハーモニカを吹いたりアコーディオンを弾いたりして道行く人々からお金をもらっているわけです。

申し訳ないけれど、子供心にこれが怖くて怖くて仕方なかった。
何とかそこを通りたくないのだけれど、商店街のターミナルポイントに陣取っているのだから避けようが無い。
母だったか祖母だったか、「あの人たちは全員が本当ってわけじゃないのよ。戦争と関係ない人たちも多いんだから」と言っていた。
じゃあ、どうやって手や足を・・・子供心に考えるほどに怖さが募った。

もう二度と街角にあのような人たちを立たせてはいけませんね。
理由は何であれ。

ベイコクツウチョウでふとショウイグンジンを思い出したまで。
うんと小さな頃の記憶のつながり。

そういえば、以前この人のハーモニカを聞いた際にも傷痍軍人を思い出したことがありました。
リー・オスカー  奇しくもWar(戦争)なるグループで吹いてたこともありましたよ。
ご本人にしてみれば見当違いもいいところでしょうが、そんな感じよ。僕の中では。




しかし、「米穀通帳」という漢字の出題もいいんだかピント外れなんだか良くわからん。
子供も大変だ。